土用にやってはいけないこと一覧|由来と間日を解説
「土用の丑の日」という言葉は広く知られていますが、実は土用は夏だけでなく年に4回訪れる暦の節目です。この期間には昔から「してはいけない」とされる行動がいくつか伝えられており、家の新築やリフォーム、引っ越しの計画を土用が明けるまで待つという方も少なくありません。この記事では、土用にやってはいけないとされることを一覧で紹介するとともに、その由来や、例外的に行動してもよいとされる「間日」についても詳しく解説します。
土用とは何か
土用とは、五行思想にもとづいて定められた暦の雑節のひとつで、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前、約18日間を指すとされます。つまり土用は夏だけでなく、春・夏・秋・冬すべての季節の変わり目に存在しています。現代では「夏の土用の丑の日にうなぎを食べる」という風習ばかりが注目されがちですが、暦のうえでは春土用・夏土用・秋土用・冬土用が年に一度ずつ巡ってきます。それぞれの正確な期間は年によって多少前後するため、気になる方は今日の暦注で現在が土用の期間にあたるかどうかを確認しておくと安心です。
土用にやってはいけないこと一覧
土用の期間は、土を司る神様「土公神(どくじん)」が地中に宿るとされ、土を動かす行為全般を慎むべきだという民間信仰が古くから伝わっています。ここでは代表的な例を見ていきましょう。
土いじり・穴掘り
庭仕事や畑仕事で土を掘り返す作業は、土用の期間にもっとも避けるべきとされる行為の代表格です。植物の植え替えや花壇づくり、家庭菜園の準備なども、この時期は控えたほうがよいと考えられています。
基礎工事・増改築
家の新築や増改築、リフォームにともなう地面の掘削や基礎工事も、土用の期間中は避けるべきとされます。実際に建築業界では今でも、着工日を土用明けまでずらす配慮をする地域があるといわれています。
引っ越し・移転
引っ越しや事務所の移転についても、土用の時期は控えたほうがよいという考え方が伝わっています。生活の基盤である「土地」との関わりが深い行動全般が、この期間は敬遠される傾向にあるためです。
新しいことを始める(開業・契約など)
開店や起業、大きな契約ごとなど、新しい物事のスタートも土用の期間中は避けたほうがよいとされることがあります。気持ちよく新しい一歩を踏み出したい方は、土用が明けてからの日取りを検討してみるのもひとつの方法です。
例外的にOKとされる「間日」とは
とはいえ、約18日間もの間ずっと土いじりや引っ越しができないとなると、実際の生活には支障が出てしまいます。そこで昔の人は「間日(まび)」という考え方を編み出しました。間日とは、土を司る神様が一時的に天上へ出向くとされる日のことで、この日だけは土を動かしても差し支えないと伝えられています。間日はそれぞれの土用ごとに、干支の組み合わせによって定められるため、毎回同じ日というわけではありません。どうしても土用の期間に工事や引っ越しの予定を組みたい場合は、事前に間日を調べておくと安心です。
行動の日取りに迷ったときは
土用や間日といった暦の知識は、あくまで昔からの言い伝えにもとづくものであり、必ず守らなければならない決まりごとではありません。ただし、大切な行事の日取りをどうするか迷ったときは、こうした伝統的な考え方をひとつの目安として参考にしてみるのもよい方法です。開運日カレンダーでは、土用や間日を含めたさまざまな暦注をまとめて確認できますので、行事の予定を立てる際にぜひ活用してみてください。また、自分自身の運勢の流れを知りたい方は、13占術無料診断で生まれ持った運気の傾向をチェックしてみるのもおすすめです。日々の運勢が気になる方は今日の12星座運勢もあわせてご覧ください。
まとめ
土用は年に4回訪れる、土の気が強まるとされる暦の期間です。土いじりや基礎工事、引っ越し、新しいことを始めるといった行動は、古くからの言い伝えでは避けたほうがよいとされてきました。一方で「間日」であれば、これらの行動をしても差し支えないと考えられているため、大きな予定がある方はまず土用の期間と間日をあわせて確認してみましょう。暦の知恵を上手に取り入れながら、無理のない範囲で日々の暮らしに役立ててみてください。
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