十二直とは?建・満・平など中段十二直の吉凶一覧
カレンダーや暦の中段に記された「建」「満」「平」といった文字を見たことはありませんか。これは「十二直(じゅうにちょく)」と呼ばれる暦注のひとつで、古くから吉凶を判断する目安として親しまれてきました。六曜ほど知られていませんが、暦注の中では歴史が古く、かつては六曜よりも重視されていた時代もあるとされます。この記事では十二直の基本的な意味と、12種類それぞれの吉凶の目安、日々の暮らしへの取り入れ方をわかりやすくご紹介します。
十二直とは何か
十二直は「建(けん)」「除(じょ)」「満(まん)」「平(へい)」「定(じょう)」「執(しつ)」「破(は)」「危(き)」「成(じょう)」「納(おさん)」「開(ひらく)」「閉(とじる)」の12種類が、日ごとに順番に巡っていく暦注です。北斗七星の柄の向きと季節の関係から考え出されたとされ、暦の中段に記載されることから「中段」とも呼ばれます。かつては農作業や建築、婚礼などの日取りを決める際の重要な指標として使われていたと伝えられています。
十二直の吉凶一覧
それぞれの直には、得意とされる行い(吉)と、避けたほうがよいとされる行い(凶)があります。あくまで伝統的な解釈であり、絶対的な決まりではない点を踏まえてご覧ください。
建(たつ)
物事の始まりを意味し、新しいことを始めるのに良いとされます。ただし土を動かす行為には向かないとされます。
除(のぞく)
障害を取り除く意味を持ち、掃除や治療、種まきなどに向くとされます。婚礼などの祝い事にはあまり向かないとされます。
満(みつる)
すべてが満ち足りる日とされ、引っ越しや祝い事、契約ごとに良いとされます。一方で刃物を使う作業には不向きとされます。
平(たいら)
物事が平らかに収まる日とされ、旅行や地固めなどに良いとされる一方、穴を掘る行為は避けたほうがよいとされます。
定(さだん)
物事が定まる日とされ、契約や開店、引っ越しに向くとされますが、訴訟や旅行は避けたほうがよいとされます。
執(とる)
執り行うという意味があり、祝い事や種まきに良いとされる反面、金銭の出し入れには注意が必要とされます。
破(やぶる)
物事を打ち破る意味があり、訴訟や契約解除には良いとされますが、祝い事全般には向かないとされます。
危(あやぶ)
その名の通り、危険が伴うとされる日で、旅行や登山などは控えたほうがよいとされます。
成(なる)
物事が成就する日とされ、新規事業の開始や建築、婚礼に良いとされる一方、訴訟には不向きとされます。
納(おさん)
収める、納めるという意味があり、収穫や納品、集金に向くとされますが、婚礼には避けたほうがよいとされます。
開(ひらく)
開くという意味から、祝い事や開店、建築に良いとされますが、葬儀に関することは避けるべきとされます。
閉(とじる)
閉じる意味を持ち、金銭の収納や土木工事に向くとされる一方、祝い事や新規の物事には不向きとされます。
十二直の調べ方と日常での使い方
十二直は月ごとの決まった暦法にもとづいて日付が割り振られており、単純な曜日の巡りとは異なる周期で変化します。カレンダーアプリや暦専用サイトで簡単に確認できるほか、当サイトの今日の暦注のページでは、十二直をはじめとした暦の情報をまとめてチェックできます。引っ越しや契約、贈り物など、暮らしの節目となる日を選ぶ際の参考として活用してみてください。
六曜との違いと付き合い方
十二直としばしば混同されやすいのが「大安」「仏滅」などで知られる六曜です。六曜は7世紀ごろに中国から伝わったとされる比較的新しい暦注である一方、十二直はより古くから存在するとされ、由来や考え方の背景も異なります。どちらも古くからの慣習にもとづくものであり、現代の生活において必ず従わなければならない決まりではありません。気になる方は目安のひとつとして参考にしつつ、大切な予定はご自身やご家族の都合を優先して決めるのが良いでしょう。日々の運気の流れが気になる方は、開運日カレンダーで吉日をまとめて確認したり、13占術無料診断でご自身に合った占術を探してみるのもおすすめです。
まとめ
十二直は「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」の12種類が日々巡る、暦の中段に記された古くからの暦注です。それぞれに得意なこと・避けたいことがあるとされ、六曜とはまた異なる視点で日々の吉凶を捉えることができます。絶対的な決まりではありませんが、大切な予定を決める際のちょっとした参考として、暦の知恵を取り入れてみてはいかがでしょうか。日々の暦注は今日の暦注で手軽に確認できますので、ぜひ日常のひとコマとして活用してみてください。
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