四柱推命の空亡(天中殺)の調べ方を解説

四柱推命の空亡(天中殺)の調べ方を解説

四柱推命・2026-11-05・監修:市村よしなり

四柱推命を学び始めると必ず出会う言葉のひとつが「空亡(くうぼう)」です。一般的には「天中殺(てんちゅうさつ)」という呼び方のほうが広く知られているかもしれません。この記事では、自分の空亡がいつなのかを自分で調べる手順を、できるだけわかりやすく整理しました。生年月日だけでは分からない部分もあるので、算出の仕組みも含めて見ていきます。

空亡(天中殺)とは何か

空亡とは、四柱推命で使う十干十二支の組み合わせのうち、特定の2つの十二支が「巡ってこない」状態を指す考え方です。十干は10種類、十二支は12種類あり、これを組み合わせると60通りの干支(六十干支)ができます。ただし10と12の最小公倍数は60なので、ひと巡りする間に十二支のほうが2つ多く余ってしまいます。この余った2つの十二支にあたる年や日は「十干を伴わない状態」とされ、これが空亡と呼ばれる理由です。

伝統的な解釈では、空亡の時期は物事が思うように進みにくかったり、努力の成果が見えにくかったりする期間とされます。ただし悪いことばかりが起こるという意味ではなく、「現状維持や準備に向いた時期」と捉える考え方もあります。無理に大きな決断をせず、様子を見ながら過ごすとよいという見方が一般的です。

空亡の調べ方の基本の流れ

空亡を調べるには、まず自分の「日柱(にっちゅう)」、つまり生まれた日の干支を知る必要があります。四柱推命では年柱・月柱・日柱・時柱の4つの柱を使いますが、空亡の判定に使うのは主に日柱です。日柱が分からない場合は、四柱推命の命式を算出できる無料診断を利用すると手軽です。ウラナウでも四柱推命の命式診断や、複数の占術をまとめてチェックできる13占術無料診断で確認できます。

手順1:日干支を調べる

生年月日から日干支(例:甲子、乙丑など)を割り出します。これは手計算だと干支暦の表が必要になるため、専用の診断ツールを使うのが現実的です。

手順2:日干支がどの「旬」に属するか確認する

六十干支は10個ずつ、6つのグループ(旬)に分かれています。自分の日干支がどのグループに入るかを確認することで、空亡が決まります。

手順3:対応する空亡の十二支を当てはめる

旬が分かったら、以下の対応表から自分の空亡にあたる十二支を確認します。

六十干支と空亡の対応表

六十干支は甲子から始まり10日(10年)ごとに区切られ、それぞれの旬に対応する空亡の十二支が決まっています。伝統的な四柱推命では次のように整理されます。

例えば日干支が「丙寅」の場合、甲子旬(甲子〜癸酉)に含まれるため、空亡は「戌・亥」となります。このように、日干支がどの旬に入るかさえ分かれば、空亡の十二支は自動的に決まる仕組みです。

年の空亡と日の空亡の違い

空亡には「年の空亡」と「日の空亡」の2種類があるとされます。年の空亡は生まれた年の干支から算出し、数年間続く周期として扱われることが多いです。一方で日の空亡は、その日が巡ってくるたびに影響があるとされる短い周期の空亡です。一般的に「天中殺の年」として話題になるのは年の空亡のほうで、12年周期のうち2年間が該当するとされます。どちらを重視するかは流派によって考え方が異なるため、気になる場合は複数の資料や鑑定士の見解を比べてみるとよいでしょう。

空亡の時期との向き合い方

空亡の時期は「何もしないほうがいい」と捉えられがちですが、実際には「新しいことを始めるより、今あるものを整理したり見直したりするのに向いた時期」という見方が主流です。例えば、長く放置していた書類の整理や、人間関係の棚卸しなど、派手さはないけれど後々役立つ行動を選ぶ人もいます。

また、空亡だからといって日々の行動すべてを制限する必要はないとされます。気になる方は、開運日カレンダーで縁起のよいとされる日を確認しながら、無理のない範囲で予定を立てるのも一つの方法です。日々の運気の流れが気になる場合は数秘術など別の角度からの診断と組み合わせて見てみると、新しい気づきが得られることもあります。

まとめ

空亡(天中殺)は、六十干支のうち十干が巡ってこない2つの十二支にあたる期間を指す考え方で、自分の日干支がどの旬に属するかを調べることで算出できます。年の空亡と日の空亡があり、どちらも「新しいことより見直しに向いた時期」として捉えられることが多いとされます。正確な日干支を知りたい場合は、手計算よりも四柱推命の無料診断を活用するのがおすすめです。空亡の時期を知っておくことで、焦らず落ち着いて過ごすための一つの目安として役立ててみてください。

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